今期最終は  千代川水系 トンネルの谷釣行

safari555

2009年09月30日 23:33

9月23日(水)  →


 先週の イワナ28cmで幕を下ろしておけば

よかったのに急にお休みがとれたので出かけてきました。前々回に行ったトンネル谷です。今日は単独釣行です。


但し、またタイムリミットは13:30のため夜駆け朝討ち(←言葉と使い方あってますかね?)で3時に出発。


6時には素掘りトンネルをくぐろうとしておりました。小雨がパラツキ、空はどんよりとして真っ黒な雲がのしか


かっています。入渓し、最初の大場所は大きな堰堤です。この堰堤、攻めがいがあるといえば聞こえが良い


のですが、とにかくしんどい。堰堤下にたどり着くには手前に通れずの大きな淵があるので、右側から巻いて


堰堤の右下に降り立ち、そこから中央、左側と因幡の白うさぎのように岩の上を飛び渡って行きます。渓魚が


いるのがわかっていれば苦にはならないのですがねー。右側、中央と攻めるも反応はなし。落下してくる水の


爆風がすごくて寒い寒い。


ここが駄目ならまた引き返して下流に下ってからの高巻きかーとおもいつつフライを投げた、堰堤左側


の岩の際。流し終えてピックアップしようかという時に、EHCを後ろから追うデカイ影。


おおー


直前でUターンされてしまいました。一遍に目が冴えました。ポイントに背中を向けてしゃがみながら(癖です


かねー)フライを交換。ソラックスダン、CDCカディス、最後はイマージャーニンフまで投入しましたが反応はなし。



こういう魚を再び引っ張り出して釣るのが、来年の課題ですね。




堰堤を巻いてしばらく浅瀬がつづくので、スルーして少し水深のある瀬からスタート。フライを交換するのが


面倒だったのでニンフのままインジケータを着けてルースニング開始。早速にいかにも小物?な感じのアタリ


がありました。咥えて、離して、咥えて少し引き込んだのでアワセを入れると思ったよりも良いヒキ


をしてくれました。


今日の1尾目、そして渓流ルースニング初となるイワナ20cmでした。



こんなに簡単に釣れるの?と少し拍子抜けな感じで釣りあがると、反応はまずまず続きます。


ただし、チビ→チビ→アブラハヤ→ときてやっと、20cmのイワナが登場です。







雨も上がり、気温が上がってくる頃から、インジケーターを丸呑みするイワナが出てきだしたので


ドライフライに変更。しかしドライにはなぜか反応がありません。インジケーターの色と合わせた


ブナ虫フライなども投入しても反応がありません。


またもや素掘りトンネル群を発見しここで休憩とします。





昔の人はこんなところに森林鉄道を敷いて木材を切り出していたそうです。すごいですねー。


ここで線路跡の道に上がり、しばらく上流に進みます。前回反応が良かったあたりから再び入渓します。


しばらく釣りあがると反応が出だします。が、出ても乗らない病が続いているようで空振り連発。今日は


使い慣れたライムストーンなのになーと悩んで、ティペットを8Xにしてみました。(極端ですが7Xを持っていなかったので)


そして鏡状になったいい感じの小場所。いつもなら手前の速い流れに引っ張られてドラッグがかかる


ようなところでしたが、細いティペットのせいか、いつもより長い時間フライを漂わせているとパックリ咥えて


くれました。スムーズにフッキング。やっぱドライフライで釣った魚はうれしさが格別でした。



サイズは少々不満がありますが(贅沢にナッタモンダ)ソコソコに反応があり、何よりフッキング率が格段によく


なったので、気持ちよく釣りあがることが出来ました。





このまま釣り続けて  2009 渓流閉幕


となるはずだったのですが、なにせ8Xはプツプツよく切れます。何度もティペットを結びなおしている間に


買ったばかりのサイトマスターを帽子の上にちょこんと乗せてしまったようです。そのまま歩き出して、釣りに


夢中になっている間にどこかに落としてしまったようです。


ああー  竿より高かったのに


タイムリミットを過ぎてしばらく探しましたが、大岩ゴロゴロのこの谷では見つかるはずもなく、帰途に


つきました。



最後に 渓流シーズン2009は足グキリとか物亡くしとかいろいろありましたが、釣果の面では昨年(2年目)


に比べると格段に伸び(昨年はシーズン8匹でしたから)、


何よりブログをはじめたことにより、いろんな方に出逢えました。


 最高のシーズン2009 閉幕


ありがとうございました。




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