今回の釣行は新規開拓といっても、いずれも人気河川。ただボクが行ったことが
ない渓というだけのこと。今回の釣行にあたっては
takeyan さん に色々と近況や
入退渓場所まで、詳しく教えていただきました。 ありがとうございました。
**************八東川支流でおそらく人気NO.1 渓?**************
車で目的地に向かっていると、かなり下流からめぼしい駐車スペースには、
必ずといっていいほど、釣り師らしき車が停められている。これだけの数の
車を渓で見たことがあるかな?それも鮎も解禁になった後の7月下旬という時期に。
これだけ人気があるということは? ムフフ。。。 ますます期待が高まってくる。
予定していた堰堤の前後も既に先行者あり。そのまま上流に向かうとやっと
駐車スペースがあり、車を滑り込ませ準備をする。道路からは高低差があるが、
踏み跡を辿って渓に下りた。
渇水?取水の影響? 水ありまへん!
プールはほとんで止水。
でも天気は良く、森に朝日が差し込んでとても気持ちイイ
せっかくだし、道路に上がれそうにないので釣りあがるが反応してくれるのは、
ドロバエばかり。渇水だと思っていたが、川底の石にも苔が付いているのでいつも
これ位の水量のようだ。見た目にはヤマメの出そうなプールのようだが、ほとんど
流れのないつまらないポイント。稚魚かドロバエかわからない奴らがフライを突っつき
に来るが無視していると、大きな飛沫があがった。
エー?ウソー?居ったん?
この速さの流れでフライを食いきれんかったということはないだろう。フライを一応交換
して一投目。
出ました。全く釣れる気がしてなかったので、ほっと一息。
無駄追いになりそうだったので、そうそうに切り上げる。道路を歩いていると、
今日はやたらと声を掛けられる。ロードバイク(自転車)のお兄さん、次は地元のオバ
チャンと立ち話をして車に戻ると、今度はF・Fマンらしき人がいたので今度はこちらから
声を掛け、また立ち話。話によると水量はいつもこれ位とのこと。ヤマメの方はチビ
ばかりであまりよろしくないとのことなので、次なる支流に移動することにした。
**************こちらが人気河川と聞いていたが、全然釣り師の居なかった渓***********
こちらの支流は全く釣り師が居なかったので、教えてもらっていた場所から予定
どおり入渓。下流側を除くと2段堰堤があったので、さらに下りてやってみた。
ここでもまさかの ドロバエ。また2段堰堤の上にもどり、再スタート。こちらは
ちょうどイイ水量で渓相もGOOD。アマゴ・ヤマメが好みそうな流れ。筋を中心に
流していると、かなり強い流れからアマゴが出てくれました。そのまま下流に走って
力強いヒキを見せてくれました。
サイズは24cm程ですが、完璧な体型の夏アマゴ。
釣りあがっていくと『木々がせり出して、影があって、巻きがあって』というイワナ渓
の雰囲気になってきたので、そういう場所も丁寧に打っていくとちゃんと出てくれました。
パンパンの夏イワナ。頭頂部の斑紋が印象的でなんだかイカツイ(^_^)v
さらに調子よくイワナを2本追加。
サイズが徐々にダウン。
一度、渓を抜けちょっと遅めのランチ。午後はさらに上流のイワナ沢へ移動。
takeyanさんから 尺情報を聞いていたので何気なく橋の上から、下の淵を
覗き込んでみた。何も見えないがとりあえず冗談半分で橋の上から、ダウンで
流すと淵尻でゆらゆらとデカイ岩魚が浮いてきて直前でUターン。何度か流すが
手前の反転流にラインが引き戻され、どうしても淵尻でドラッグが掛かってしまう。
もう一回突っついただけでどこかへ消えてしまった。それと同時に激しい雨が
降りだしたので、しばらく様子をみたが止む気配もないので、とりあえずここは
断念して帰路方面へ車を走らせる。
***************ホームリバー 雨あとの笹濁り チャンス?***********
ホームリバーまで来ると雨が止みかけて
来たので、一時間勝負と決めて入渓。増水して流れが速くなっているが、ここは
ヤマメ域なのであえて筋を何度も何度も流すと、肩から元気良く飛び出してくれました。
美形22cm。夏ヤマメ。
さらに最後の1本
フライを見失うほどの荒波の中で食ってくれました。
結局、1日を振り返ったら朝は出だしでスベッて、2本目の渓で綺麗なアマゴに出逢った
と思ったら、3本目の渓で雨に打たれ、諦めかけた最後の渓で元気なヤマメになんとか
助けてもらいました。
***************本日の釣果************
アマゴ 1本 MAX24cm
ヤマメ 3本 MAX22cm
イワナ 3本 MAX21cm