初めての奈良遠征ということで、少し時間に余裕を持って家を出発。
早朝の都市部は車もまばらで、順調に進んで待ち合わせの道の駅には
1時間以上早く到着した。まだもう一寝入りできるぞ!と思いシートを倒して
うつらうつらとしかけた所で、頭の中のどこかから
りーる
というキーワードが浮かんできた。
???
あ”~
リール忘れた
飛び起きてKIFさんに電話すると、予備リールを貸していただけるということで
一安心 。
ホッ
予定より早くお二人も到着されたので、ご挨拶そしてちさやんとご対面。
おすすめの
こんにゃく をかじりながら(^_^)v、
今日の予定を師匠から聞いて、早速釣り場に移動。
支流に沿った林道には釣り人の車が入渓点ごとに停められている。
さすがメジャースポット!
空いている区間を見つけて、スタートする。
大岩がゴロゴロして、淵や瀬・プールを形成しているので、渓相は抜群だ。
これで渓魚が出てくれれば良いのだが、かなり厳しい様子でチビの反応さえ
もない。師匠もちさやんも同様のようだ。
前の一人が先行している間に、後の二人が釣りを見物しながら、おしゃべりを
する。そんなスローテンポな釣りがとても贅沢で楽しい。
ピンポイントも隈なく、的確に叩いていく師匠。
ちさやんはさすが師匠KIFさんのお弟子さんだけあって、ポイントの攻め方
や見えないフライを覗き込む仕種も師匠にそっくり。そしてキャスティングも
完璧!
当たり前のポイントを流しても反応が無いので、師匠があるポイントで
師匠:『あの岩のエグレの一番奥にフライを入れたら、出ますよ!』
師匠が見守る中、緊張しながらの数投目に奥にフライがスパッと入った。
しかし数秒間浮いたフライは何事もなく手前に戻ってきた。そしてピックアップ
しようとした瞬間、エグレの奥からニョロニョロとイワナが出てきた。
師匠 『出た!出た!』
ロッドを持つ手に力が入る。
にょろにょろと出てきて、一旦停止。フライを見て
ぱくっ
と、出たがイワナが口を開けた時点で、焦って早あわせをしてしまい、痛恨の空振り
午前中の反応はこれ1回のみで タイム。 食後には甘いものまで頂いて、ゆっくり休憩。
午後は別の支流を覗くが、ここも人が多くどうにか空いたところを見つけスタート。
ここで師匠がHIT。
このままでは写真が無さそうなので、写真を撮る師匠をパチリ
師匠に続いて皆、好転するかと期待したがそうは行かずちさやんとボクは
未だ
BO
師匠でもこの時点で2~3匹。
『師匠でもこれやから、しゃーないな!』 とちさやんと二人慰めあって、最後は
C&Rへ移動。ここでもライズポイントは先行者が入っていたので、下流部を移動
しながら叩いて行くが、出るのはカワムツのみ。
隣にいた師匠が対岸の岩沿いに定位していた良型のアマゴをキャッチ。
その後もう1匹定位しているからと、師匠がポイントを譲ってくれた。
ガガンボパターンが良いらしいが、ボクのフライボックスに入ったガガンボフライは
とても人に見せられない、魚にも笑われそうなCDCをハックリングしたヨレヨレの
代物だ。
釣れるか釣れないかの前に果たして 浮くのか?という心配をしながらフライを
結び一投目。短い。
二投目。定位したアマゴの1m程上流側に入った。そしてそのまま定位する
アマゴの目の前までスーッと流れてガボッと出てくれた。
隣で見ていてくれた師匠も、一緒に喜んでくれました。
今日はこの1匹で十分満足。ちさやんも1匹をキャッチして二人揃って
BO 脱出
暗くなり、雷がなり始めたので、ここで終了。
着替えを済ますのを待ってくれたように、車に乗り込んだ途端に豪雨になった。
天気もどうにか保ってくれて、お二人にいろいろ気を遣っていただき、楽しい一日
を過ごすことができました。
師匠!ちさやん! また一緒に行ってくださいねー
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