5月30日(日)
水温8.3℃~10.0℃ 気温7℃~20℃
今回は久しぶりにご近所 Eさんとの釣行です。前回は昨年の秋にこの
トンネルの渓
を訪れ、9寸ヤマメを釣っているのでEさんとは相性抜群の渓。ぼくにとっては
物失いの渓。
今回もEさんはルアー(スピナー)、ボクはフライ。さてどちらに幸運の女神が微笑
むでしょうか。
気になる川の状況だが、テレメータによると先週の日曜から水曜にかけて
100mm以上の雨が降ったようだ。それ以降は全く降っていないので平水くらい
まで落ち着いているいるだろうと予想して出かけた。
3時半に出発し、5時半頃車止めに到着。一番乗りのようだ。この渓は林道がない
のでここしか入渓ポイントが無い。頭ハネされる心配もないので、弁当背負って、一日
釣りあがってみよう。目的地はここから3km先の二股。
腰がもつのかなあ~~?
トンネルをくぐってすぐの最初の渡渉場所。
増水 増水 増水 白泡 白泡 白泡
あわわわわわわー
渡渉用の簡易丸太橋が増水の為、水中に隠れてしまっている。堰堤下などは
近寄ることすらできない。
気を取り直して、前回反応がよかった場所まで竿を出さずにひたすら歩いた。
ルアーならOK的な流れになってきたので、支度をして7:00釣り開始。
悪アガキでルースニングで攻めてみるものも、水深が深すぎて話にならない。
ドライフライに切り替えて、極わずかなゆるやかなポイントを探しながら、どん
どん釣り上がった。
1kmを過ぎたあたりから、水位が下がり始めてきたようでルアーには反応が
出たしたようだ。アマゴを皮切りにイワナ18cm~23cmを連発。
ボクの方は未だ全く釣れる気がしない。 今日はひょっとして、、、、などと
考えながらどんどん歩く。そして約2km地点の二つ目の堰堤に到着。
昼休憩場所を探して堰堤をよじのぼると、そこには今までとは別世界のような
ゆるやかな流れがあった。
「じゃ、もうちょっとだけしてから昼にしましょう」とお願いして。先にやらせて
もらった。ゆるやかだが、まっすぐに下流に向かう流れの筋にフライを流すと
ぴちゃっ
今日最初の反応があり、ゆっくりとアワセると
よーし 乗ったー(里見さん風に)
今日はこんな本命場所で釣れるとは思っていなかったので、大満足。
方向音痴のイワナ。 ボクの足元で休憩中
ここでゆっくりと昼食。Eさんのアルコールバーナーでお湯を沸かしてもらって、
ラーメンで体を温めることができた。
午後の部出発 1:00
早々にいかにもヤマメが好きそうなやや流速のある流れで、追いかけてきて
飛び出してくれたが、空振り。その後交代したEさんが1投目でその空振りの主を
ゲット! 「ああ~、俺のやのに」
Eさんは絶好調。格の違いを感じちゃいました。
山道を歩いていると巨大な落とし穴を発見。
浅くてゆるやかな所は釣果の乏しいボクが先行させてもらい、背後にEさんの視線を
感じながらキャスト。2度の空振りのあと、3度目の正直でHIT!!無事にキャッチ
フライは最近の定番。グースバイオットパラシュート#12.
少しずつだが、反応が良くなってきた。Eさん見守る中、頭だけ少し出た沈み石
の上流側。いかにも的なところにフライを流したとき、思わず
「思惑どおり。。。」 と里見さん風にうなるほどのタイミングでバシャッと水面に
飛び出した。「よーしっ」とロッドを立てると、弧を描いたように曲がる。Eさんが
「デカイ デカイ」と言いながら歩み寄ってくる。
あわせた瞬間にわかってはいましたが、釣れたのは頭の飛び出た沈み石でし
た。見事なスッポ抜けでございました。
チャンチャン
いいポイントだけを叩いてどんどん釣りあがると、ここぞというところでは元気に
飛び出してくれた。
時刻は15:00 二股に到着。タイムリミットまであと1時間。さらに奥へと進む
と極端に渓が狭くなってきた。しかし反応はある。小さめのイワナを2匹追加した
ところで滝にぶつかったので、本日はこれにて終了としました。
川のコンディションが良いのかどれもプリプリボデーだった。
この1匹が最後
3KM以上の道のりをEさんに先導してもらってヨタヨタしながら帰ってきました。
午前中はもうだめかと思いましたが、午後からなんとか楽しむことが出来ました。
日ごろの行いが良いからですかね?
Eさんの方は午後も快調に飛ばして、つ抜け達成だったそうです。増水+低水温
でもルアーは強しなようです。Eさんには2連敗となりました。今度こそリベンジだ。
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